築地の豆・雑穀問屋三栄商会

店に出勤するのは朝4時前。勝手を知っている馴染みの料理人や顧客が頻繁に顔を出す。(〜築地食べる通信〜)。築地場外市場にて、全国から集まる豆・雑穀を販売する、 豆・雑穀問屋”三栄商会”です。



創業70年築地の豆・雑穀問屋

創業は江戸時代にさかのぼります。元は京橋は槙町で100年続いた米穀商大川屋として創業。戦時中の統制下にあった商売は戦後、再興されず、大川屋長男であった石川総夫が、昭和23年に上野御徒町にて雑穀商を開業したのが、三栄商会の始まりです。戦後、東京の復興と共にいち早く築地の一角に店舗を移転し、本社は蛎殻町にもうけ、初代店主は、雑穀の相場研究に人一倍熱心であったそうです。その後、5人兄弟の長男であった総夫は、親代わりとして弟4人の面倒を見、その後、兄弟が三栄商会を継ぐことになります。現在、三栄商会会長を務めるのは、5人兄弟の末っ子5男。長男、兄弟の思いを胸に、築地の豆屋三栄商会を継いでいるのが、今になります。



飯台に並ぶ豆

色とりどりの豆が収められている木製の箱、飯台は、 プラスチック製と違い木が湿気を吸ってくれるので、豆の保管には最適です。 プロの料理人、業者から、一般家庭まで幅広いお客様にご指示いただいております。 店頭ではご家庭でも使いやすい量100g単位からお豆を量り売りしています。 豆の煮方、食べ方、保管の仕方、なんでも聞いてください。マイ袋、マイ容器をご持参頂きましたら、そちらに量って入れることも出来ますのでお声がけください。
プラなし生活量り売りショップマップに掲載されています。全国の量り売りショップはこちらからお探し頂けます。)




ひとつひとつ丁寧に選別しています

当店では、全ての豆を手で選り、割れや欠けている豆を丁寧に選別しています。異物や割れた豆を取り除く「豆選り」は、豆やにとって大切な仕事です。遺伝子組み換えのない、安心安全のお豆をお買い求め頂けます。




日本全国の豆が築地に集まります

北は北海道、南は宮崎県まで、各種様々な豆、雑穀を取り扱っています。8年ほど前から、産地直送も積極的に始めています。「豆を作っているんです」という若い農家さんが店を訪ねてきてくれます。実際に畑へ訪問し、彼らの熱い思いに心打たれることも度々。丹精込めて作られた豆をいい値段で買い、目利きした豆を築地界隈の料理屋に卸す。全国から食材が集まる築地ならでは品揃えと、地方の農家さんの思いも一緒にお届けします。

中山農園





河田ファーム



メディア掲載情報

◎1998年毎日新聞社発行アミューズ



◎築地食べる通信

築地食べる通信10月号特集 三栄商会の豆・雑穀





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